新年、おめでとうございます。
今年も闘い続けます
◇謹賀新年◇
昨年は暖かいご支援を戴き、感謝申し上げます。先の衆院選では、国民に郵政民営化で「イエス」か「ノー」かの二者択一をせまり、最も大切な国民の暮らしがどうあるべきかが軽んじられ、生活者のための政治が置き去りにされてしまいました。小泉内閣から安倍政権に引き継がれた今もなお、その状況は変わっていません。
「人の心はカネで買える」と、はばからない拝金主義がまん延し、「カネ儲けの何が悪い」と、開き直りを見せた投資ファンドの茶番劇。行き過ぎた外資導入が必要以上のM&A(企業の吸収合併)を加速させ、投資家や株主だけが利益を享受するなど、歪んだ格差社会が生じてしまいました。グローバルスタンダードの名の元で進められてきた市場原理主義の問題点が浮き彫りになり、また、行き過ぎた規制緩和も、本来大切にしなければならない日本の文化、伝統を破壊して国民のモラルまでおかしくしてしまいました。
人間を大切にする心、豊かさの実感できる暮らしを築くためにも、政治がやらなければならないことが沢山あります。今年も、強い決意で臨んでまいります。
明るい未来、元気なニッポン
お年寄りに安心を 子や孫たちに希望を
今や、日本は戦後の歪みが色々な形となって現れて、危機的な状況に陥っています。いじめによる自殺が社会問題化しているのもその一つです。そもそも、いじめを引き起こす原因は曖昧な教育制度にあり、戦後教育のあり方を見直す時期にきています。本来、教育とは子どもの優れた部分を引き出し、伸ばすことです。そのためには家庭、学校、地域が一体となった取り組みを、政治がしっかりとサポートしていかなければなりません。
また、「いざなぎ超え」と言いながら景気の厳しい状況が続いています。私たちの暮らしにとって、息の根が止まるような増税は得策ではありません。社会保険庁の解体と年金の充実も急がなくてはなりません。
まず、税金の無駄遣いをなくし、弱者であるお年寄りや子どもたちが安心して希望の持てる国づくりに邁進していくことが、日本の発展につながっていくのです。
今年は統一地方選、参院選を控えた大切な年です。みんなで一丸となり、精一杯頑張ってまいります。よろしくお願い致します。