闘い続ける 前・衆議院議員田中けいしゅう

国政リポートNo.580
2011年3月14日

 

    「東日本巨大地震、被害は予想を絶し、はるかに大きい。
            1人でも多くの命を救え!」


被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。

未曾有の国難を乗り切るために 今こそ与野党の協力と 政治の信頼が必要だ。

 

●与野党は一丸となり救援対策と復旧に全力を尽くせ

 東日本の太平洋側で歴史上まれにみる巨大地震が発生しました。この地震に対し被災地の人命救助と復旧を最優先に、ありとあらゆる手段が講じられるよう23年度予算、予算関連法案の早期成立と、補正予算、予備費の執行を含め、与党としてお願いすること、野党として協力することなど、与野党の枠を超えた政治レベルでの協力態勢を固めていかなければなりません。
 特に今国会で、野党は予算関連法案を巡っては、早期の菅政権退陣と解散総選挙に追い込むための戦略で予算案に反対し続け、政府与党に対し「いじめ」に等しい国会運営が行われています。税金を使った「いじめ、給料泥棒」などと批判する声がでているくらいです。
 今回の大地震対策には、 このようなことを指摘されないよう、国民からの負託に応えるために全議員が一丸となり、全力で救援、復旧活動に取り組んでいかなければなりません。 

 

●危機管理態勢に万全を期せ

 私の実家、福島県浪江町に近い原子力発電所が被災し、放射能漏れの影響がでるなど心配な状況となっています。委員長を務める経済産業委員会では原発問題を所管しています。安全を最大限に、原発施設の被害を最小限に抑えていかなければなりません。
 今後、電力供給に相当量の低下が見込まれて、計画停電の実施も決まりました。総力を結集し、ライフラインの確保と被災者の不安を解消すべく、迅速で正確な情報の提供と危機管理に万全を期すことが第1となっています。
 交通、輸送、金融、通信分野なども影響を受けています。産業界の生産現場も多大な被害を受けていることから、生産性が著しく低下することが確実視され、中小企業などへ、あらゆる手立てで対応していきます。
 リビア内戦で石油が値上がりをみせる中、食料不足などによる物価の値上がりにも注意をはらっていかなければなりません。経済活動の早期復興に最大限の努力を続けていきます。

 

●私たちができること 義援金募金活動を開始

横浜市の戸塚、瀬谷、泉区では、13日には既に108万円を超える義援金が集まっています。引き続き募金活動を続けてまいります。