「目標を掲げ総合的戦略を」
● 時間が必要な公約実現
厳しい経済環境の中で鳩山政権の真価を問われる予算が審議されています。この中でマニフェスト論議が行われていますが、マニフェストは1年でできるもの、2年、3年かけるもの、そして試行錯誤しながらも4年間で仕上げていくものがあると思います。
今年は子ども手当の2分の1を給付。そして高校の授業料無償化が行われます。子ども手当については所得制限が必要との意見がありますが、 大企業ですら安定した雇用環境を守ることが困難な時代。毎年所得が確保され、昇給していくとは限りません。子ども手当はこのような背景の中で「子は国の宝」として社会全体で育てる考えが基本にあるのです。
経済対策のための成長戦略を進めるにあたってはマニフェストの実行と経済戦略とをリンクさせていかなければなりません。高速道路の無料化でも極端に税収が減る中、景気対策上、今年は一部の38路線に止まっても仕方のないことです。無料化による交通量の増加で環境に与える影響も考慮しながらの取り組みが必要になってきます。
最近、マスコミなどで、なかなか実現されない公約に「マニフェスト違反だ、後退している」と批判がでていますが、すべての公約を一律に進めるのでなく、その時々の状況を把握しながら成長と戦略の中で国民の暮らしをリンクさせた上での段階的な公約実行が求められていると思います。
●日本経済を立て直す 港湾のハブ化整備がスタート