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(講演の要旨)全5ページ 参議院選挙を終って、安倍さんは「自分の政策が否定されたとは考えない」と発言。自民党からみれば大変な敗北だ。政治が否定され、政策が否定され、自民党が否定されたことだ。 参院選では戦後レジームからの脱却だとか、憲法改正だと言ったが、この議論が否定された。大事なのは民主党が主張した生活問題だ。 生活、経済を立て直すこと。これを国民は求めたが、生活重視の政治に切り替えることに対し、与党はまったくその気がなかった。選挙で闘った民主党の人たちは、そのような意見を持っていた。 今度の予算編成は日本の命運を決定する大きな予算だ。最近、経済を知っている国家議員は極めて少ない。政府が景気が回復したと言うと、新聞もオウム返しに回復したと書く。経団連も商工会議所も景気が回復したと言い続ける。政治家も言い続けているが、全国をまわっていて、冗談だと思う。全国各地はシャッター街で、経済は究めて深刻だ。 格差は広がる一方だ。この実態を踏まえ、当時から政府の見解、政策を集中的に追及していたのは田中けいしゅう先生だけだった。このことは国会の議事録にもしっかり記されている。 最近の経済政策はアメリカの要求を受ける形になっている。アメリカは日本がどんなことをすれば不況になるかをわかっている。景気が悪ければ金利を下げる。そうすれば金利ゼロのカネを運用できるわけだ。巨額な貯蓄は日本国内では利用されないでアメリカの国債が買われ、投資に使われ、アメリカの成長がはかられる。 アメリカはレーガン以来、強いアメリカの復活を願っている。毎年、日本円にして50兆円が軍事費に使われる。軍備が拡大され、古くなった軍備を同盟国に売りつける。一番のマーケットが日本だ。 |
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